7月13日、14日と、北海道にある世界文化遺産に登録予定の縄文遺跡群の見学に行きました。
全体のルートなどはこちら。
最初に入江貝塚を見学しました。
入江・高砂貝塚館から左側へ坂を下っていくとすぐに見えてきました。
史跡の石碑
入江貝塚よりも広く散策ルートがありました。
こちらも分かりやすく説明書きがありました。
貝塚の範囲がとても大きいw
縄文後期の竪穴住居、貝塚などが見つかったようで、土器、石器も貝塚から発見されているようでした。
北海道だなあ、と思ったのが、近世にアイヌの人たちが使ったとみられる遺構も発見されたようでした。
畝の跡。
1663年の有珠山噴火前まではここに川があったようで。。縄文時代から続く川だったのかも、、年代測定の技術ってスゴイなあ。
さっそく歩いてみました。
オムナィがあったと思われるところ。
貝塚には貝がいっぱい。わかりやすいw
こっちの貝塚は弧を描くように広がっていました。
貝塚の近くには竪穴建物跡。こういった跡がたくさんあったようです。
別の貝塚。近くに住宅があることから、宅地造成するときに発掘調査ってしていたらもっと何か出ていたのかも。。
こちらの貝塚は有珠山噴火以前の貝塚だけど、アイヌの人たちによって使われていたのではないかと言われているとか。昔の人は縄文時代からのどうこうとか気にしないですもんね。青森市の小牧野遺跡もストーンサークルに江戸時代の人が文字を掘ってるし。
暑い中、草ぼうぼうの中を歩いていたらいろんな小さな虫がくっついてきました。遺跡を見るのは草木が生い茂る前か雪が降る前の方がいいのかな?と今さらながらに思えてきました。
もちろん、緑の中を歩くのは気持ちよいんですけどねw
あーせっかくだから、入江・高砂貝塚館で実際に出土されたものを見たかったなあ、とは思ったけど、両貝塚ともに実際にその場所を見れて、良かったです。
入江貝塚も高砂貝塚も徒歩数分のところなので、縄文時代はもしかすると一つの貝塚として広く使われていたのかも。。もしくは入江貝塚と高砂貝塚の間は行き来できないような造りになっていたのかも。
とか思ったりしながら戻りました。
このあと北小金貝塚に行き、キウス周堤墓群に行く予定でしたけど、結構時間がギリギリになりそうだったので、予定を変更して道央道を使いキウス周堤墓群へ向かうことにしました。