7月13日、14日と、北海道にある世界文化遺産に登録予定の縄文遺跡群の見学に行きました。
北海道の縄文遺跡群もあと2箇所。青空が無くなり雲が目立ってきました。
最初、遺跡に到着したとき奥の方に大型バスがいたので、なんか嫌な予感がしました。
駐車場かな?と思ったところに車を停めて大型バスがいる方へ歩いて行くと、小学生?の団体がきていました。それでも帰るところだったので、この遺跡に行くとき急な坂を登ったので、どんな景色か見に行くことにしました。
ホント急坂でした。
見える景色は太平洋。
観光バスもここを通ります。見ていたらバスが帰っていきました。
最初に車を停めたところから少し奥の方にも駐車場がありました。その駐車場の横には「史跡大船遺跡管理棟」がありました。
中にいた方に大型バスが次にどこに行くのか聞いてみたら、数台いたうちの1台は次に行く予定の垣ノ島遺跡に向かうということでした。。
このご時世というのもあるのであまり賑わっていなければいいな、、と思いました。
で、せっかくなので施設の中を見学しました。平成8年に発掘調査が始まったようです。
ん?垣ノ島遺跡のオープンは世界遺産登録決定日の翌日??
この時点で、次の垣ノ島遺跡は見学できないことが決定しました;;
発掘の様子のパネルがありました。なんだろう、結構深い。。
この大船遺跡のある南茅部地域には多くの縄文遺跡群があるようで、その紹介もしていました。
展示施設を見たのち外に出ました。
大船遺跡の竪穴住居の特徴。「深い」
なんでここまで深く掘ったんだろう。
三内丸山とか他の遺跡でも竪穴住居跡はありますけど、復元されたものもそんなに中へ入る時は段差はないです。
でもここは深いw
寒さを凌ぐために深く掘って作ったのかな?
もしかすると長い歴史の中で竪穴住居は浅く作っていたのかもしれないけど、どこかで深く作った人がいて、それがそのままこの地域の竪穴住居の作り方になっていったのかも。。
盛土遺構です。こちらも土器や石器、魚や哺乳類の骨などが見つかっているようでした。
竪穴住居が多く見つかっているこの大船遺跡では復元したものもあれば柱だけ組んだもの、またそのままの状態のものなど様々な形で展示していました。
竪穴住居には入れなかったので入り口から中を見てみました。
うん、結構深い。。
この遺跡に来るまでに結構な坂を登ってきたと最初に書きましたけど、ホントなぜ海の近くではなく、こういう高いところに集落を作ったんだろう。。
他の地域の遺跡も含めてだけどそこが不思議でした。