2年前に購入した東京オリンピックの宮城で行われる女子サッカーのチケット。
2020年の東京オリンピック開催が一年延期になって、2021年の7月。首都圏、福島県、北海道などでの無観客試合が決定するなど、その都度、キャンセルしますか?のメールがスマホに届いていました。
私は行きたいと思っていたのでチケットはそのままにしてました。
で、宮城県での開催は確定したので、宮城スタジアムで行われた女子サッカーの予選の試合を見に行きました。
記念の記録も含め観戦したことを日記的に残しておきたいと思い、この記事を書きました。
当日のチケットとかミライトワのぬいぐるみとか記念メダルとか会場でもらったうちわとか。
Contents
出発前
試合の一週間くらい前からtokyo2020から毎日こんな感じのメールが届きました。
・観戦の準備できてる?ガイドラインを見てね。
・最寄駅、駐車場から臨時バスが出るので予約してね。
わたしは車で行くつもりなので、仙台港の臨時駐車場に車を停めて、会場までのバスの予約をしました。
バスの予約は30分おきに選択できて、早くしないといい時間のバスが無くなってしまうので、結構慌てました。
17時試合開始なので遅くても16時には、、でも、バスを降りてから何だかんだあるので、着席までには結構時間がかかるかも、まして自由席なので急がないといい場所が取れないかも、、そう考えて15時のバスを予約しました。
青森から三陸道を通って仙台まで。約7時間。
それからバスに乗って試合を見て夜中走って帰宅。
うん、無理。
そう思いせっかくなので道を確認する上でも前日より行くことにしました。
ホテルは石巻で予約を取り、23日開会式当日に車で向かいました。
出発!
東北自動車道を走り宮城県へ。途中から乗り換えて仙台港北ICで降りました。
高速道路を降りた辺りは、それほど混雑していなく、広い道を走り無事に場所の確認もできました。
翌日、試合当日はめっちゃ混むだろうなあ、、ということを覚悟し、ホテルのある石巻市へ向かいました。
宿泊した石巻のルートインの周辺は吉野家やコンビニもあり結構便利でしたw
近くにあった郵便局。そっかこの辺も津波がやってきたのか、、
この日は夕方から夜中までずっと東京オリンピックの開会式を見ていました。
試合当日!
で、7月24日。お昼くらいまでホテルでいろんな試合を見たりボーっとしたりして、出発。
15時出発のバスを予約していたけど、仙台港北ICを降りた辺りから、この臨時駐車場に向かう車の渋滞があるかもしれない、、、そう思い、12時半には石巻のホテルを出発しました。
結果的に、前日と同じくらいで、オリンピックの臨時駐車場を利用するための混雑というのは全く起きていませんでした。
で、あまりに時間が早かったので近くの電気屋でスマホのケースを見たりしながら時間をつぶしてました。
で、臨時駐車場へ。わたしが着いた14時過ぎころでだいたい70台くらいかな?思った以上に空いてました。
ボランティアなのかな?係員の方の誘導で駐車しました。
こんな感じのところです。車とか人とか映らないように撮りましたけど、実際は人がいますw
で、現地に向かうバス。15時なのですがどこから乗ればよいかを聞いたら、14時30分のに乗ってもいいですよ、と言われたので、熱を測るための専用のバスの中で熱を測り、問題が無かったのでそのバスを降り、そのまま会場へ向かうバスに乗りました。
2人で来てた人は2人で一緒に座ってましたが、1人でも隣に誰か乗ってくることはないくらいの余裕を持たせてありました。
利府町の会場に向かう途中、外から東北新幹線が見えたのですが、利府町と言えば、JR東日本新幹線総合車両センターがある場所。
こんなに並んでるのは初めて見ました。
会場到着!
15時前、会場に到着すると、かなり広い敷地を歩くことになりました。
で、熱を測り、少し歩いて、持ち物検査を行いました。
鞄の中のチェックとポケットの中のものをトレイに開けて、飲み物は口に含み、などなど行いました。
暑い中、結構歩きましたw
そしていよいよ会場へ。
両サイドが屋根で覆われているのですが、その両端が自由席でした。当初、屋根が無いところになると思い、下準備で雨具を購入しました。
実際に行ってみて分かったことは、自由席部分でも結構屋根があるところが多かったです。
そしてやはり、かなり座席に余裕がありました。何もしなくても座席は一つ空けのスタイルにはなっていましたけど、かなり広く余裕がありました。
自由席はN(北)、S(南)側にあるのですが、大型ビジョンのあったN側はほとんど人がいず、S側に集中していました。
わたしが利用した仙台港からのバスを降りると、N側の入口から入場することになり、N側の自由席が混むかなーと思ってS側まで行ったのですが、S側からの入場もかなり多く、どうやら乗るバス次第では、S側の方にも停めていたようでした。
たしかに分散させないとダメですもんね。
ということで24日の試合では、S側はかなり人が多く、N側はほとんど人がいませんでした。
試合開始!
で、試合を見ました。
17時開始:中国 - ザンビア
20時開始:オランダ - ブラジル
まず中国、ザンビア戦なのですが、みんなザンビアがゴールを決めるとかなり盛り上がっていました。みんなザンビアを応援してたのかな?わたしはザンビアでしたw
だってFIFAのランキング、中国は15位でザンビアは104位なのですよ。
中国が強いのは分かるし、だったらなおさらザンビアを応援したくなっちゃいます。
ちなみに中国は一人で4点入れていて、すごい強い選手がいるんだなあ、と思って見ました。
ザンビアはボールを撮りに行くときのダッシュ力が中国の選手に比べて速く、グングンボールを取りに行ってました。
そして中国もザンビアもボールを持ったら結構決めてました。
どちらの国も熱く、またたくさんシュートシーンも見れたし、とても面白かったです。
試合結果:中国4:ザンビア4
試合終了が19時。20時まで時間があったのでお弁当を購入して食べました。
1,500円の牛タン弁当。
美味しくないわけがないです。
何がよかったって、牛タンは勿論のこととして、ごま塩がふりかけられたご飯が牛タンとマッチしてて美味しかったw
味噌を青じそでまいたものも美味しかったですw
このあたりで少しジメジメはしていたけど涼しい風が吹いてきて、思った以上に過ごしやすかったです。
20時キックオフのオランダ、ブラジル戦ですが、始まるころには若干帰る人がいました。21日の試合では、チケットで2試合見れることを知らなかった人たちがどんどん帰っていったようなのですが、この日、24日は多くの人が最後まで残っていました。
ただ、帰りの新幹線の時間が東京方面は22時前だったので、強制的に帰らなければいけない人もいたようで。。
宮城県で試合があるのだから、せめてJR東日本は23時台の新幹線を一本でも走らせてほしかったです。。
そんなことを思いながら試合を観ました。
まず試合のレベルが、さっきの中国、ザンビア戦とは比べ物にならないくらいすごかったです。
ボールの扱い方、スタミナ含め、試合中、観客席からはおー!って声がたくさん上がってました。
相手選手の股をボールをくぐらせて3人抜いてシュートするところとか、すげえー!しか出てきませんでしたw
ちなみにそんなゴール近くでは動画を撮ったりしました。もちろんどこにもアップはできませんが、なんどもその様子を見て、思い出に浸っています。
サッカーの試合を生で観るのが、このオリンピックが初めてのわたしは、よくテレビで見ている凄いプレーを生で観れて勝手にテンション上がりました。
改めて考えるとすごいよね、自国開催のオリンピックで各国の代表選手が試合をしているのを観るってw
試合結果:オランダ3:ブラジル3
予想以上のゴールが決まり、こちらもまた見ていてとても楽しかったです。
男子サッカーの試合を生で観たことが無いので何とも言えないところはあるけど、女子サッカーのレベル、凄いですね。
中国、ザンビア戦もオランダ、ブラジル戦も、どちらも見ていて凄いと思うところばかりでした。
会場内のこと
トイレは座席後ろの通路に何か所もあり、座席はタオルをかけて場所取りしたけど、特に取られることもなく、かなり安全安心でした。
ただ自由席とはいえ、座席に入るときにはチケットの提示が都度必要だったので、それを忘れないようにしないといけませんでした。
観客席に入るときには都度、消毒もするように求められました。
通路から見えた周辺の景色
試合後
22時に試合が終了したあと、しばらく観客席でまったり眺めたり記念に写真を撮ったりして、記念のグッズを購入するなどして、シャトルバスのいるところまで歩いていきました。
バスの発車時間はインフォメーションセンターに掲示されていて、この日は23時台までスタジアムから仙台港の臨時駐車場までピストン輸送しているようでした。
バスに乗り臨時駐車場に着いたころには23時。残り数十台しか車が残っていませんでした。
ホント、ボランティアのスタッフの皆さん、お疲れ様でした。。
帰宅まで
その後、車で三陸道、一般道を走りながら石巻のホテルに戻りました。決して石巻市内で工事していて道に迷ったり、通行止めに出会ったり、とかで予定より30分以上遅く着いたなんて言えない。。
ホテル到着12時半。思い出に浸りながら部屋を片付けて、3時過ぎに就寝。
いつもの癖で5時過ぎに目が覚めてしまい、テレビで五輪中継をボーっと見ながら朝食を食べ、10時前にホテルを出発しました。
スタバで宮城限定のフラペチーノを購入し食べながら戻ることにしました。
甘さがホント美味しかったw
その後、南三陸町のさんさん商店街によってお土産を買おうと思ったら、駐車場が満車で停めれず、少し先の道の駅に行ったら海水浴場が併設しているとのことで駐車場がこちらも満車。
半分眠い目をこすりながら三陸を北上し、高田松原の道の駅へ行きました。
そこでお土産を購入し、三陸道を7時間、、、と思ったのですがさすがに睡魔が恒常的に襲っていたので、今回は花巻から東北自動車道で帰ることに。。
結構睡魔が襲ってくるので、道中、何度も休憩しながら帰路につきました。
適度な睡眠って必要ですね。
ということで、最後に今回オリンピックの試合を観に行った全体の感想。
感想
一つ一つの文が長かったので色をつけました。(色に意味はないです。)
・どんな選手がいるのかは知らなくても、やっぱり生で見るのは楽しい!
・宮城会場では、ボランティア、宮城県警、警備員、さまざまな人が試合を成功させるために努めていることがわかった。日本で行われるから日本戦だけ、、なんてことは決してなく、どこの国のどんな試合でもしっかりやっている、そのスゴサを感じた。
・だから東京などの無観客が決定になったところは、この宮城スタジアムとは比べものにならないほどの多くの人がスタッフとして携わることになっていただろうから、なんともやるせない気持ちだろうな、と感じた。
・TVでの観戦は現在の状況をリアルで把握できるし、選手の紹介などもしてくれるのでみていてわかりやすいけど、現場での雰囲気を感じることができるようになればもっと楽しい。なんかそういう機能、仕組みっててっきり作られているのかと思ったけど、どうやらそうでもないみたいで。
・残りの期間、というかまだ始まったばっかりなのでこれからはテレビの前で応援していきたいと思います。
・できればパラも見にいきたいなあ、、パラのチケットはないんだけども。。
試合を観に行っていちばん強く感じたこと。
・宮城会場は観客もボランティアスタッフもみんなコロナ対策を強く意識して臨んでいた。
コロナ対策は徹底的に行われているので、他の地域でも5千人~1万人規模程度、もしくはコロナ対策が満足に行われるくらいの人数で有観客で実施すればよかったのではないかと思った。
特に、開幕をした福島とか。福島で東京五輪の幕が開かれたわけなのだから、なぜ無観客の判断をしたのだろうか。上記のような意識を福島でも持っていれば、行った方が選手にとっても、応援している地元の人にとってもきっと良かったと思う。
見に行く人は意識してコロナ対策するでしょ。
東京でも無観客になったから、4連休はどっかに行こうとかと考える人は多くて、密状態もあっただろうに。かりに密になったとしても五輪会場と違って常に消毒する意識の人がどのくらいいたか、なまじ少しでもお客を入れて実施していた方が制御できたのではないか、と思いました。
実行するにはどうするかを考えた結果として無観客の選択をしたのだろうか、それともリスクを負いたくないという理由が強く無観客の選択をしたのだろうか。
わたしたちは有観客、無観客、どっちがいいか!と考えたり発言するのは自由だけど、大きな判断をしなければいけない人たちにとっては、この前提の考えはとても大事だと思う。やるかやらないか、の前にやる前提で考えたときにどうなるだろうか、その考えを持って進めていかないと、簡単に無観客になってしまう気がする。
東京オリンピックはもうこのまま進んでいくだろうけど、せめて東京パラリンピックに関しては、状況を見直して進めてもらいたいなと思いました。