7月13日、14日と、北海道にある世界文化遺産に登録予定の縄文遺跡群の見学に行きました。
全体のルートなどはこちら。
北海道の遺跡巡り、二日目です。室蘭市のホテルに宿泊し、そこから30分程度で着きました。
国道36号線を室蘭から洞爺湖町方面に走っていくと途中で、黄金地区に入ります。
途中、黄金郵便局が見えて、なんかすごい名前だなあw とか思っていたら、途中の道で右折をします。
ちょこっと走っていると駐車場へのるーとがあって、砂利道の敷地が駐車場になっていました。
そこにはこんな看板も。
「だて縄文の丘 北黄金貝塚公園」
丘の意味が行ってみてよく分かりました。
この一帯は洞爺湖有珠山ジオパークのエリアのようで、その看板もありました。
駐車場から少し歩くとこんな大きな建物が見えてきました。
中にはここの貝塚で発掘されたものの展示を中心に行われていました。
ちょっと面白いなあ、と思ったのがこの展示施設。スマホで解説を聴くことが出来るようになってました。専用の機械を借りなくてもこのやり方だと結構便利なもので。
北黄金貝塚を発見した人のことについての紹介もありました。
戦後、地元の高校の先生が北黄金の台地に貝殻の層が露出しているのを発見したことから始まったそうで。
その後、地元の高校生たちによる発掘調査が行われたとのこと。
またここで発掘された土器で、貝殻の模様が付いた土器の底がとがっていない平面の土器がここで発掘され、それが上坂式土器と名付けられたと記載されていました。
貝殻の模様が付いている土器は底が尖っているのが一般的だったようで。
そしてクマ。熊に襲われたニュースを見たり、クマ出没注意の看板や、大湯環状列石で数年前に発見されたとか、伊勢堂岱遺跡でもクマよけの電気の網を張っているのを見てたので、ちょっと怖さを感じるもので。
これが動いたりするドッキリとかあれば、ちょっと嫌かもw
6000年前の北黄金。海の近くの高台にムラが形成されていたことが分かりました。
縄文土器を鍋として使っているイメージw
なんかリアルでちょっと面白かったw
展示施設の外に出ると、ゆるキャラ?オコンシベ君が迎えてくれました。
青空に緑が広がっていました。
奥の台地のところが白くなっているところが貝塚です。
竪穴建物も復元されていました。
思ったよりも広い感じがしました。
水場。
使わなくなった道具や壊れた道具をただ捨てるのではなく、神聖な湧き水のところに集めて供養したのではないかとのことで。
その水場の周辺がしっかりと舗装されて保存されていました。
高台へ登っているところ。朝から暑くてこの段階ですでに汗だくになりました。。
高台に広がる貝塚。
一通り見て帰ろうとしたとき、この写真の奥の方にシカのような動物が走り去っていくのが見えました。
北海道ならでは、、、と思ったりw
遺跡を見学して次の遺跡に行こうと車に乗って走ろうとしたとき、観光バスが数台入っていきました。
どこかの小学校の見学かな?賑やかで混雑する前に見ることが出来てよかったですw
ちなみに国道からこの遺跡に入るときは、この看板が目印w