七戸ICからみちのく有料道路へ向かう道を走っていると、案内の看板があるので迷わずに行くことが出来ました。
まずは今年の4月にオープンした「二ツ森貝塚館」へ行きました。
ここは平成31年3月で閉校した旧七戸町立天間東小学校の建物を利用してオープンしました。
ちなみに天間東小学校と天間西小学校が統合して、天間林小学校となり平成31年4月に開校したようです。
近くに貝塚があるから、校舎近くから貝殻が出土しているとか。。
天間林小学校の児童が作った縄文クイズがありました。なかなか面白かったですw
他にも手作りのガイドブックもありました。
地元の子供たちもみんなで地元の遺跡に携わっていこうっていう感じが伝わってとってもほっこりしましたw
展示施設はオープンしたばかりで、展示内容も含めてキレイでした。
ちなみに触れる土器もありました。下の写真は触ってもいい土器でした。
shell middenで貝塚っていうのかあ。。
いろんな種類の貝が刺さっていました。
かなり広い地域に貝塚が広がっているようで。。
展示施設はこんな感じ。新しくて見やすいですw
櫛も発掘されたようで、、縄文時代にもおしゃれがあったんですね。
顔つきの土器、儀礼てきなものに使われていたのかな?
見学できる貝塚のエリアです。史跡のエリアはこの倍くらいありますけど、住宅があったりするのですべてを見ることはできなさそうで。
最後にアンケートを書きました。なんか学校にいる感覚、なつかしい!机もイスもw
校舎全体を使って展示しているのかと思いましたが、校舎のごく一部を使っての展示になっていました。
駐車場の横にはプレハブの小屋があり、そこでも遺跡の紹介をしていました。
昔は小川原湖が近くにあったのかあ。
現在の遺跡の場所。何千年もかけて湖の形も変わったんだなあ。
いまのようにシュッとした海岸線になったのはいつ頃なんだろう。。
二ツ森貝塚を見渡せる展望台もありました。
ここの遺跡は、発見されたところに旗が立っていて、二ツ森貝塚館でもらったパンフレットと照らし合わせて見ることが出来ました。
プレハブ小屋にはたまたまパンフレットが無かったので、二ツ森貝塚館でもらってから見たほうが良いかも。
展望台の向かいがわには道路上遺構に沿って土坑が配置されているようで。
青空でとても天気がよかったです。三沢空港が近いからかとにかく飛行機?戦闘機?の離発着が頻繁にあったようで、にぎやかでした。
青空だと、飛んでいく戦闘機を見るのも面白いもので。あっという間に見えなくなるからすごいもので。
住居が復元されていました。
上が開いていて光が差し込む構造になっていました。
中には消火器やら解説するものやらバケツやらいろいろ置いてました。
たしかに管理しておくところは近くにないだろうからなあ。てか夜中とか鍵閉めるわけにはいかないだろうけど、このままにしておくのかな?
小さめの竪穴住居。
他にも竪穴建物はあり、このあたりは30畳ほどの住居跡があったようでw
貝塚の近くをよくよく見ると、土から白いものが出てきてました。
何だろうと思って近づくと、貝でした!
もう普通にそこら辺から出てるんですね。。
なんでも二ツ森貝塚館の近くでも貝殻が発掘されているとか。。
だから小学校の敷地に貝塚ってこと。。すごいもので。。
で、二ツ森貝塚館に展示されていた櫛が発見されたところ。縄文時代前期。いまから5000年前のものがしっかりと残っているってすごいもので。
ざっと一周見て周りましたけど、やっぱりびっくりだったのが、貝がそこら辺から出ていたことw
縄文人も貝は中の身だけを取って食べてたんだろうなあ。やってることは今も昔も変わらないものでw
プレハブ小屋の横には駐車場を造っているのかな?なにやら建設工事がされていました。
二ツ森貝塚をみるときは、まず二ツ森貝塚館に行ってから見ると、よりよくわかると思いました。
また見学に行きたいと思いますw