北海道・北東北の縄文遺跡群の中では、関連資産として扱われている長七谷地貝塚の展示を見に行きました。
発掘されたものが展示されているのが、八戸市博物館ということだったので行きました。
場所は八戸駅と本八戸駅の中間あたりでしょうか。走ったことが無い道だったのでカーナビだよりで向かいました。
八戸市博物館の向かいにはなぜか国鉄の旧車両が一両だけ置かれていました。
この状態で放置されているのは何とも言えないもので...
博物館の入口です。
入口で入場料を払い、2階の展示室へ。
入ってすぐのところに長七谷地貝塚の展示がありました。
貝塚ってこんなに何層にもわたって貝殻が積まれているものなのか...というか捨てられていたのね。。
どのくらいの大きさにどのくらいの期間捨てられていたのか気になるもので。
かなり深く広く掘らないとあっという間に埋まってしまいそうで。
で、そんな貝塚からは貝だけでなくいろんなものが出てきたようで、、
貝塚からはこういう道具も出てきたとのこと。縄文早期、紀元前6000年ごろの貝塚のようで、作られた道具を見ていてもシンプルなものが多いように感じました。
底がすぼんでる土器。祭事で使われたのかな?ということが書かれていました。
展示している土器を見ると、テープで補修?くっつけられた跡が残ってました。土器ってこうやって補修されるものなのかな?
この博物館では古墳時代、その先の時代のものなども展示されていました。
南部藩だもんなあ。こういうところが青森市と違って昔から文化が続いてきている証拠だし、単純にスゴイって思います。
青森市にもかつて稽古館があり、そこに戦前の生活の様子を展示していたけど、繋がっている歴史の古さは違うよなあ。
青森市も後世に歴史を残し伝えていく施設をしっかりと整備をしてほしいな。
青森市の人で青森大空襲についてどれだけの人が知っているんだろう。住んでいるところの歴史について詳しすぎなくても、伝えていくことが必要な気がします。
青森市は、アリーナ施設を造るのもいいけど、そういう歴史を伝えていく施設を整備してほしいものです。
そんなことを思いながら博物館の中を見学しました。
博物館を出たあと、長七谷地貝塚を見に行こうと移動しました。
八戸北ICの入口とは反対側の道路を走っていけばよいので、比較的わかりやすかったです。
工業地帯の中に貝塚があるようで、日曜日だったので広い道路が閑散としていました。
で、貝塚なのですが看板が立っていました。
で、駐車場を探したのですが、見当たりません。。
どうやら長七谷地貝塚を見学するための駐車場はないようで。。未舗装道路を走ってみたりもしたのですが、駐車場はなかったので、外からこの景色を眺めて帰宅しました。
関連資産だからなのかな?せめて小さくとも整備してほしかったかも。
まあ埋め戻されていれば見ても分かりませんけどね。。