日曜日、岩手県にある北海道・北東北の縄文遺跡群に構成されている御所野遺跡へ行ってきました。

なんか変わった入り口です。

奥へと道が続いていました。
その前に、案内板があったので見てみると・・・

いま渡ろうとしているのは「きききのつりばし」というみたい。てか結構長そうw
そして遺跡も結構広がっているようでした。
つりばしの名の通り、両サイドは透明になっていて下が見えました。虫も入ってきたりなど、自然を感じることが出来る造りでした。

周囲の緑の中に混じってとてもイイ感じ。


遺跡の展示室。とっても趣があります。


コロナ感染対策を行い展示館の中に入ると、いきなり。

焼けた・・・え?焼けた?
発掘された遺跡から炭化材、焦土が発見され、竪穴建物が土屋根だったことが明らかになったことが書かれていました。
発掘された遺跡の跡が展示されていました。炭かあ...

実際に竪穴建物を復元して、そこに火をつけてどうなるのか実験したことがあるようで。
そういうことをやっていたなんて全く知りませんでした。

発掘された土器

配石遺構についても書かれてました。

展望台からみた遺跡。
見える範囲はホント手前のところだけのようで、奥までずーっと拡がっていました。


御所野遺跡だけでなく、その周辺の遺跡の出土物などの展示もされていました。

この御所野遺跡は奥州藤原の里が近いからか何なのか、縄文時代以降の時代の出土物もたくさんあるようでした。



墨で書かれた土器...一気に時代が進んだ気がするw

展示施設を見学したあと、外に行きました。
外周はアスファルトで整備されていて歩きやすかったです。


大きく分けて3か所。東むら、中央むら、西むら。わたしは西むらから順番に見ることに。
青森で西むらっていうと...w

なるほど、竪穴住居の上に土が覆われている。

中のにおいは、三内丸山遺跡の竪穴住居と同じく、湿った感じの空気の中でワラや木のにおいが充満しているような感じでした。

西むらでは竪穴建物の火災実験の跡が遺されていました。

なんとなーく、くぼんでるのが見えるかと。実験後そのままの状態で保存したとのことですが、まあ20年以上経っているのですっかり分からなくなってました。

中央むら
竪穴住居や配石遺構があちこちにありました。



なんていう花かわからないけど撮りましたw

東むら

竪穴建物にも入ってみました。


中に入ることはできませんでした。

展示施設の二階の展望台より。山の傾斜にあるので、外から見ると実質1階部分のように見えますw

展示施設へ戻り、きききのつりばしから駐車場へ戻りました。そこそこ車がいました。

遺跡ももちろん、見学施設やそこに至るまでの建築物がとっても楽しかったし、景色も良かったので、また遊びに行きたいと思いました。