北海道新幹線開業!! - 2.新青森発、一番列車乗車!

昨日の記事の続きです。


昨日開業した北海道新幹線
その新青森駅始発の一番列車に乗車しました。

はやて91号

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何気に久しぶりのはやて号だったりもしますw

ホームでは弘前市ゆるキャラのたか丸くんや
地元の小学生たちが手を振ってくれてましたw

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D席なので見たい気持ちをグッとこらえ覗き込みましたw

北海道新幹線開業で気になっていたのが、
新幹線の自動音声案内です。

音楽は東北新幹線同様。
台詞は
「本日もJR北海道をご利用くださいまして、誠にありがとうございます。
 この電車は北海道新幹線はやて号新函館北斗行きです。~」

とあとは同じでしたw
何気にスーパー白鳥号のようなカッコイイ系の音声にするのかな?とか思っていたので、
ちょっと安心のようなw
でも本当に東北新幹線が延伸した、っていうイメージでした。

途中、チラッと見えた景色。


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途中で乗務員の方の挨拶がありました。
Yahoo!ブログに動画をUp出来るかどうかわからないので、
撮影した動画を聴きながら文字で起こしてみました。

「3月26日土曜日、ただいま時刻は6時36分を回ったところです。
1988年3月13日に、本州と北海道が津軽海峡の下を走ります青函トンネルで結ばれてから
28年が経過いたしました。
本日、多くの方々のお力添えのもと、北海道新幹線新青森新函館北斗間が開業いたしました。
本日は本州から北の大地北海道に向けての一番列車であります「はやて91号 新函館北斗行き」を
ご利用下さいまして誠に有難うございます。
本州と北海道をつなぐ大動脈として、
沿線地域にお住いの皆様をはじめとして、多くのお客様にご利用いただけますよう、
新幹線にかかわる社員ひとりひとりが、
最高のおもてなしで皆様をお迎えしますことをお約束いたします。
これから始まる北海道新幹線を、
どうぞ末永くご利用いただけますよう宜しくお願い致します。

それではこれから先の停車駅と到着時刻をご案内いたします。



なおこの先、津軽海峡の下を通ります青函トンネルには6時51分頃に入ってまいります。
後ほど青函トンネルにつきましては放送にてご案内させていただきます。





初めて聞きましたw
こういうのって一番列車ならではだよなあw

奥津軽いまべつの手前の建物ではそこの社員さんらしき人たちが出てきて、
こちらに向かって手を振っていました。

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そしてあっという間に最初の停車駅「奥津軽いまべつ駅」に到着しました。

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ここまでの印象。
ものすごく速かったですww

津軽海峡線は、津軽線が単線ということもあり、
たとえ特急でも列車すれ違いのために、
奥内駅とかで足止めを食らうことがしばしばあったけど、
さすがに新幹線ということでスムーズでしたw



そういえばなんかそういう光景、青森市内は少なかったかもw

奥津軽いまべつ駅を出発してしばらく。
特急時代によく走行していた線路が見えました。

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いまは貨物専用にw

今別ということもあり、
あ!このあたりだ!って場所がイメージつくのは
それはそれで楽しいものでw

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途中ではこういうアナウンスも。

「通常、はやて91号は車内販売の営業はございませんが、本日は、車内販売の営業を行っております。」

だよなあw
6時30分台で1時間で終着駅に着くわけだしなあw
ちなみに販売はSuicaのエプロンを付けた人。ってことはJR東日本で担当しているのかな?

そして青函トンネルに入る直前

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この前行った青函トンネルの展望台やらカメラを構えた人たちを見ることができましたw

思ったより人は多くなかったのかな?
もし切符が取れていなかったから、こちらに行く計画でしたw

ちなみに青函トンネルに入った瞬間。

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青函トンネルに入って直後、
電光掲示板には「青函トンネルに入りました。」の文字が表示されました。

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そしてこれまでの特急と同様に青函トンネルの紹介文章が流れました、

そのあとアナウンスで、、

「ご案内いたします。ただいまはやて91号は青函トンネルへ入りました。
それでは青函トンネルの歴史について少々ご案内をさせていただきます。
この青函トンネルの全長は53.85kmあり、
これは営業中の鉄道トンネルとしては現在でも世界一の長さを誇り、
東京、山手線の一周半に相当する距離です。

ではここで皆様に簡単な問題を出させていただきます。

ただいまこの電車青函トンネルに入りましたが、
ただいま入りましたところは入り口でしょうか、それとも出口でしょうか?

ただいま入りましたところ、正解は入り口です。

青函トンネルには正式に入り口と出口が指定されております。
入り口はただいま入りました青森県側で、青森県東津軽郡今別町浜名。
出口は北海道側で、北海道上磯郡知内町湯の里です。

青函トンネル昭和14年、1939年に構想が計画がされ、
昭和21年、1946年、実地調査が開始されました。

現在走行中の西ルートのほか、
函館市の東側にある亀田半島と青森県大間町下北半島をつなぐ東ルートが、
当時検討されていました。

地図でご覧いただきますと、東ルートの方は距離は短いのですが、
火山帯を含むほか、水深が深いことが調査で判明したことから、
現在の西ルートで計画されることになりました。

その後昭和29年、1954年に台風15号による青函連絡船洞爺丸の沈没事故が発生し、
日本の海難事故史上最大の惨事となったこの事故を受け、
船舶輸送の代替手段として構想の早期実現が叫ばれるようになりました。

昭和39年、1964年。
東京オリンピックが開催し、日本で初めての新幹線であります、
皆様ご存じ、東海道新幹線が開業した年に建設が開始されました。

ですが、完成までには多くの苦労がありました。
しかし、海面下という特殊な環境の中にも世界に誇る技術を生み出し、
困難に打ち勝ってきたことで、昭和62年、1987年に青函トンネルが開通し、
翌年、昭和63年、1988年3月13日、青森~函館間を津軽海峡線の一部のトンネルとして開業しました。

...



とこれでだいたい5分弱。
このあとさらにしゃべり続け10分弱話していたような。

途中、旧竜飛海底駅の竜飛定点のことも話したりと、
なかなかよく知ってる人向けの話しもしてくれました。

青函トンネルに入って半分くらい進んでくると、
なんか新幹線の車内もジメっとムシムシっとする感覚がありました。

気のせいだろうと思いたけど、
これはやっぱり青函トンネル特有なのかな?

で、トンネル内走行中にデッキへのドアが開いたりもしましたけど、
青函トンネルの中の特有のうるさい音が、
これまでの快速、特急に比べるとかなり小さかったように感じました。

やっぱり新幹線の構造の違いなのかな?

青函トンネルを抜けると知内町
外を見ると、たくさんの人がこちらに大漁旗を振っていました。

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なんというか単純に感動しましたw

そしてところどころで車から降りてこちらに手を振ってくれる人があちらこちらにいました。
これはやっぱり新幹線が北海道に来たっていうことのうれしさなんだろうなあw

まあ青森に来たときはおんなじ気分でしたがw

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木古内。ここまでは特急時代とあんまり変わらない印象でしたw
そりゃそっかw

木古内を抜け、しばらくトンネル続きのあと、
函館の景色が開けてきました。

そして、進行方向右手側には函館山が見えました!
これもアナウンスで教えてくれました。

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特急時代は函館山がだんだん近づいてくる印象でしたけど、
これからは遠くで見るということで。。

そしていよいよ到着が近づく新函館北斗

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最後に、

「本日は北海道新幹線、本州からの一番列車であります「はやて91号」を
ご利用下さいまして誠に有難うございました。
どうぞ、長く厳しい冬を終えようとしております北海道の旅を、どうぞお楽しみくださいませ。

本日ははやて91号をご利用下さいまして誠にありがとうございました。」

と言うアナウンスで締めくくっていました。


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ということで一番列車。
このアナウンスを聴きながらとっても楽しめた1時間でした。

こういうアナウンスがないと淡々と1時間が過ぎるんだろうなあ、、
でも毎回これは大変だろうし。。

せっかくだからJR北海道のPRする力っていうのを
北海道新幹線で出していってもいいと思うんだけどなあw




このあといよいよ初めての新函館北斗駅の駅舎へ。
駅の散策や駅の外に出て、周りの景色を楽しみ、、そして...

続く.