今年は青森ねぶた祭りが行われていないので、賞の重みは、いつもの祭りのそれとは異なり、あくまでも代替イベントにおいて6分間の運行を踏まえた上で、審査員が順番をつけたというものです。
賞を付ける目的は、ワラッセに展示するねぶたを決めるため。
個人的には、2021年はこんな状況下においても製作をし、台上げをし、運行したすべての団体が素晴らしいと思っています。
そういう気持ちがある上で、2021年青森ねぶたの各賞が決定しました。
☆金賞
あおもり市民ねぶた実行委員会 「雷公と電母」 北村 麻子 作
あおもり市民ねぶた実行委員会 「雷公と電母」 北村 麻子 作
☆銀賞
青森菱友会 「雪の瓦罐寺」 竹浪 比呂央 作
☆銅賞
日立連合ねぶた委員会 「疫病祓い『スサノオ神話』」 北村 蓮明 作
なおワラッセに展示されるねぶたとして「系譜伝承枠」という枠で次のねぶたが選ばれました。
当初、2日にわたって行われる予定だったこの青森ねぶた祭りの代替イベント。コロナ感染リスクを減らすためということで一日だけの開催になり、灯りの付いたねぶたが運行される様子はテレビやネットでのみの視聴となり、ホント寂しいものでした。
そしてなんといってもこのねぶたは、受賞ねぶた以外は解体(企業によっては持ち出し)されるということで、すごくすごく寂しいし、勿体ないなあ、と感じました。
次の夏には例年通り青森ねぶた祭りが行われることを願うばかりで。