峠駅と三陸の旅(後編)

月曜日から三日間かけて遠出してきました。

 

前編はこちら。

tateisu19.hatenablog.jp

 

<<2日目:仙台市内と南三陸>>

福島市内のホテルで朝食。ラップしている各お皿のラップを取っておかずをお皿に載せるバイキング形式でした。私が取ったあと、お店の方がちゃんとラップを貼り直していました。うーん、、気にしなくてもいいんだけどなんか引っかかる。。
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今回の旅行、特にどこに行くと決めていなかったのですが、ただ一つだけやるべきことがありました。それは、iPad Pro11インチの売却です。

購入してから一年間近く使ったのですが、これから先のことを考えてどれだけ利用することになるかを考え、売却することに決めました。

逆に、以前使っていたiPad Pro10.5インチをちゃんと整えて、こちらを活用していこうということにし、せっかくなのでカバーも購入して気分転換しようと。なのでそれも買いに行こうとも思っていました。

 

これがiPad Pro11インチ。Apple pencil2、 MagicKeyboardだけは手元に残しました。
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で、お店を探して、仙台市内へ行くことにしました。

福島市内から北上し途中のSA、国見SAへ。
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新しい感じの作りで中の飲食店もきれいでした。
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ホテルで朝食を取らずにここで好きなものを食べた方がよかったなあ、と思ったり。

でもせっかくなので福島っぽいものをと、桃ジュースと桃ジャムのパンを購入。
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桃ジュースは少しドロッとしていて桃を食べているような感じもありました。美味しかった!

そして仙台宮城ICへ。高速バスを使うとここで降りて仙台駅前に行ったのを覚えていたので、その流れで走っていくんだろうなあ、とかイメージしながら走りました。

大きい街を走るのはなかなか緊張するもので、初めて大阪市内を走った時もビクビクしながら走ったのを思い出しました。

自分で走って仙台駅を横目に走ったりしたときはちょっとテンション上がりました。

 

で、駅前のヨドバシに駐車してiPad Proをとあるお店に売却に。

仙台駅の東口。新しくなってから初めてきました。新幹線を使わずに仙台に来るって新線なもので。
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立派だよなあ。
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この景色は仙台っぽい。(仙台です。)
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少し時間はかかったけど、iPadPro11インチを売却し、ヨドバシでiPadPro10.5インチ用のケースを購入しました。

 

お昼の時間だったので仙台市内どこも混んでいるだろうなあ、と思い、三陸地方を走るからそこで海鮮でも食べようかなと思い出発しました。

そしたらこんな看板が見えてきました。
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やよい軒!!

脳内にいっきに懐かしさが流れてきて、三陸での海鮮とかなんだとかどうでもよくなって、即入りました。

で、注文したのがこれ。

うーん、、なんか失敗。それでもご飯食べ放題とか漬け物食べ放題とか懐かしいなあ、と思いながら食べました。

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そして三陸道に入り、ひたすら北上しました。

で、先週、東日本大震災10周年ということで、聴いていたラジオが南三陸町から放送していたのを思い出し、立ち寄って見ることにしました。

 

南三陸町震災復興祈念公園

かつてここに何があったか分からないので、だだっ広いところに公園を作り、太平洋を望んでいるところに祈りの場所がある。

そのようにしか分からないくらい、、言い換えればそれだけすべての生活を津波が破壊して、あとには何も残さなかったということでもあるわけで。

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高いところから見ると、低いところにあった旧南三陸庁舎。

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この防災庁舎の高さが、生活していた当時の高さだったたんだろうな。

それがだいぶかさ上げされているということで、かさ上げ工事が行われると、もともとの場所も変わってしまうわけで、それが良いことなのかは分からないけど、先に進んでいるなあ、と思いました。

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非常階段がぐにゃあと曲がっている。津波の威力ってすごい。。
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川もしっかりと補強されていました。
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だいぶいまの場所が高いところになっているんだなあ。
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かつての景色。

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言葉にならない。

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帰りにお土産を買いました。この時点ですでに17時。

まだ宮城県。これから青森へ戻るのはかなり厳しいかも。。

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三陸道を走り、陸前高田の道の駅に来ました。

奇跡の一本松を見てみたいと思い立ち寄りました。
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時すでに遅しで、閉館していて見に行くことはかないませんでした。
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去年の連休にも立ち寄った道の駅たろう。この時点で21時。
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震災の当時の様子が写真と文字で貼られていました。
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家が、車が、人が、、、何にも言えなくなりました。

 

そのあと三陸道を北上。

宮古の辺りからほとんど車がいなくなり、前を走る車も後続車も全くないまま久慈市内を通り八戸是川ICまで行きました。

途中、新しく開通した道路とか明後日開通の向けて工事をしているところとかいろいろ見て走りました。

平日の夜はさすがに利用者は少ないんだろうな、って思いました。というか三陸道を宮城から八戸まで一気に走る人はどれだけいるんだろう、まあそういう人もいるけど、地域と地域を結ぶ道路なんだろうな。

 

八戸是川ICで降りたとき、時間は23時50分。

どこかで宿泊することに。それでじゃらんのアプリで調べて、年1回利用してるメッツ八戸に予約をしました。

24時過ぎの八戸駅。さすがに改札の前で入れないようになっていました。この連絡通路って24時間利用できるのかな?


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宿泊先。

去年宿泊したとき、いろいろあり、そのことをここの方が覚えていて、そのことを少し話したりとかしました。

コンビニでご飯を買い、軽く仕事をして寝たのが3時。

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<<3日目:ごぼうの天ぷらそば!>>

てんきがいい!
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バイキングだと思っていたら和定食でした。せんべい汁食べたかったかも。
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平日朝の八戸駅。あれ?思った以上に人が少なかった。

青森駅のことをどうこう言ってもアレだけど、やっぱりこのくらい広い方がいいよなあ。
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新幹線の時刻の案内板、気が付いたら白色LEDに。。

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八戸駅を出発して、あとはまったり帰宅することに。

高速は使わずに野辺地駅まで行きました。

そして久しぶりに駅そばを食べたいと思い、天ぷらそば(420円)を注文。

油がじゅわーっとお汁にしみていて美味しかった。
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ということでそのあと帰宅。総走行距離は1066km。

なかなか移動は大変だったけど、峠駅のところ以外はどこも走りやすくて良かったです。

 

震災の記憶というけれど、区切りと言われるタイミングで、テレビで何となく見ていたわたし。

でも実際は津波が襲って、生活であるとか歴史、文化が流されてしまうということが、あちこちで起こったという事、そしてかつて何があったのかということを、地元の人たちがしっかりと自分たちの歴史を後世に伝えていこうとしている、そういうことを少しの間だったけど肌で感じることができました。

 

峠駅に関しては、やっぱり事前の下調べが必要だったと感じました。

かつてYoutubeとかで見たことがあったけど、それは電車に乗って現地に行く動画だったのでまさか、駅に行くのがこんなにも険しいものだったとは思いもしませんでした。

もっと時間には余裕を持って明るいうちに行動できるようにしないといけない、そうしみじみと感じました。

 

今度は信越地方北陸地方のほうにも足を延ばしてみたいと思います。