来春のダイヤ改正(青森県内の鉄道)

少し前に、鉄道各社から来春のダイヤ改正について公表されていました。

全体的な印象として、北海道新幹線が開業してこんどで3年目になり、
青森県内の鉄道状況はホント落ち着いたなあーって感じがします。
そしてしばらくこのまま落ち着いていくのかと思いきや、
本数減の状況が毎回続いているなあ、って思います。

需要と供給といえばそれまでなのかもですけど、
空いてる電車を狙って利用する、みたいな考えを持っている人は、
あの列車空いてる(利用者が少ない)から後のやつとくっつけよう、的な
いまの動きに飲まれてしまう感じがします。
(今春のダイヤ改正で、わたしがそれを食らいましたw)


気になった点を以下に。

青い森鉄道
・八戸発青森行きの始発を各駅停車に。

通過駅だった駅の利用者も便利になります、ってことらしいけど、
これまで通過駅にしていた理由って、
利用者が少なかったからとかではないのかな?

全体の利用者が減ってきている中で、
少しでも利用者を獲得しようということなのかな?


・三戸発鮫行き、JR八戸線直通運転の取りやめ

青い森鉄道JR東日本東北新幹線新青森駅開業時は、様々に連携していたんだけど、
だんだんそれも無くなっていくなあ、ってしみじみ思います。

かつては特急つがる普通列車として「浅虫温泉~青森」間を走ったり、
青い森鉄道の車両が新青森駅まで乗り入れたりしていたんだけど、
そういうのも全部なくなってしまったし、
そうかと思えば、この度八戸側でも直通運転が無くなるっていう。

なんだかんだいっても採算の問題もあるだろうけど、、
なんか寂しいもんです。

津軽線

・編成両数見直し

利用状況に合わせて編成両数を見直すとのこと。
たしかに乗っていない時間帯とかあるなあ、と思ったりもするけど、
北海道方面への特急が無くなってそれの代替で蟹田までの利用者のことを考えたら、
ある程度長い編成を保っておいてもいいような気がするけど、、、
そう思うのは、このままいくとますます先細っていってしまい、
ゆくゆくは、はいs・・・北海道新幹線もあるし無くなることはないと思いたいですけど、
北海道新幹線が開業しても非電化区間の本数は増えなかったしなあ・・・

奥羽本線

特急つがる浪岡駅停車

利用者が増えるのはいいことだと思います。
あとは減便された本数が元に戻ってほしいと思うばかりです。

新幹線からの乗り継ぎで弘前、大館方面に向かう電車、
やっぱり特急に乗ってゆっくり休みながら行くことができたほうがいいと思う。

せめて冬場だけでも季節限定で特急増便とかなればいいのになあ。

五能線

五能線減便

今期、奥羽本線が比較的おとなしかった代わりに、五能線は減便されるようで。
それだけ利用者は多くないってことなのだろうけど、
深浦方面への需要は決してリゾートしらかみだけではないはずなので、
なんとかこれ以上は減らなければよいなあ、、って思います。

○新幹線

今回のダイヤ改正だけでない話なのですが、
北海道新幹線ができたことによって、
新青森駅が通過駅となってガラッと変わってしまうかと思いきや、
それほどでも無かったなあって感じます(特急が無くなったりはありましたけど)。

ダイヤ改正でも、年末年始でも、お盆でも、北海道方面が大量に増便されるというわけでもなく、
JR東日本新青森~東京間で調整をしているようで。
北海道新幹線のいま時点での需要って、こんなもんだったんだ、って感じで少し拍子抜けしつつ
ちょっと安堵してます。



ってことでこのダイヤ改正は平成30年3月17日ということで、
まだ3か月先なのですが、県内の在来線にとって良い話題が出ればいいなあーって思いました。