海峡線に乗ってちょっと函館へ...(5)

先週土曜日、朝ご飯を食べたあとになんとなく行ってみようと思い、
お昼過ぎに行き、夜に帰ってきたという話しでした。

今回行ってみて感じたことは、
新幹線が開業するということで、函館市内のあちこちに3.26のポスターが貼っていて、
いよいよ!って感じがしました。

だけどなんかその盛り上がりをあまり感じなかったです。
もちろん、あちこちを巡ったわけではないから、一概にそうとは言えないのかもですが。


北斗市に建設されている新函館北斗駅
函館市にないということの中途半端さを改めて感じました。
函館市はPRしているけど、北斗市ってどういう感じなんだろう?とかも気になったり。


これから新青森駅と同様に新函館北斗駅から函館駅への接続列車が
運用されることになるわけですが...

"同様に"とは書いたけど、青森と函館の間には大きな差があります。
それは短期的には同じですけど、札幌開業の時期になると、
もし函館本線(函館~小樽)が経営分離ということになると函館にとっては
かなりの影響を与えるものになるのではないかと思いました。

函館市からJRが消える。

それがあと10数年後に待ち構えている、、ということになると
どういう想いだろうと、、思います。


新幹線が開業することによってだれが喜び、そして
誰が影響を受けるんだろう。


北海道新幹線開業!
それは札幌へ新幹線を通すことが主目的ってことなんだろうなあ。
そうじゃなければ函館市内に駅を作ればいいわけだし、
同じように青森市だって青森駅に作ればよかったわけだし、

新幹線が開業する、新しい交通が生まれる!
便利になり嬉しい一方で、不便になり寂しいという気持ちを持つ人も増えるということを
改めて感じました。


特急スーパー白鳥って、地元を走る特急というだけあって、
列車の車体にも工夫があるし、細かなデザインが好きだったりするので、
それがすべて廃止という動き、これは本当に寂しいです。

イメージ 1


イメージ 2

新幹線がダメとは言わないけど、
これまで地元と近くの街を結んでいた特急が無くなり、
東京と地方を結ぶ新幹線だけになる、ってなんか味気ない感じがするもので...^^;


そして印象的だったのは、この写真です。

イメージ 3

JR東北本線青い森鉄道に移管され、新幹線の華々しい開業の裏で、
地元の鉄道として開業される、、その様子を見てました。

今回、道南いさりび鉄道が営業開始になりますけど
それにしてはほとんど情報がなく、いつもHPを見ている私でもちょっと気になっていました。

そこにこのポスター。
これを見て、やっといよいよ営業開始されるんだなあということを思いました。
でも函館にいた間で、道南いさりび鉄道関係のものをみたのはここだけでした。


青森駅から気軽にぷらっと特急に乗って函館に行けるのはあと1カ月で終わり。


3.26ダイヤ改正
ダイヤ改正が近づくにつれて、青森駅はにぎわいそうです。
そしてダイヤ改正後は急に寂しくなりそうです。



そして3.26は青森県民にとっては最後の新幹線駅開業。
奥津軽いまべつ駅が盛り上がっていくのを期待したいです。


(おわり)