2021年8月17日、18日。
青森ねぶた祭りの代替イベントに出陣する団体の、ねぶたの台上げが行われました。
(※すでに台上げ済みの団体も、これから台上げを実施する団体もまだあります。)
8月17日に台上げされたのはサンロード青森です。
台上げ時、細かなところでねぶたの人形同士がぶつかったりしていて、なかなか大変な様子でした。
この日、じつに2年ぶりにねぶたの台上げを見ました。
たくさんの人が大きな人形を台車の上にせーのの掛け声とともに上げていく。乗ったねぶたはねぶた師がいろんな方向から見てバランスを確認。
細かな調整が行われながら問題なければ台の上から人形が落ちないように固定していく。
その様子をたまたま通りかかった人、ねぶたが好きな人、他のねぶた小屋で制作している人、いろんな人がその様子を見ていました。
ああ、これがねぶただよなあー
そこの場所の光景、賑わい感、雰囲気、すべてがねぶたを構成しているなあ、と実感しました。
8月18日に台上げされたのは日通です。
日本通運ねぶた実行委員会/牽牛・織女 天の川/林 広海 作
ねぶたの七夕の短冊には、地元の小学生が書いた願いがそのまま貼られていました。こういうスタイルのねぶたはいままでになかった。
いままでにないけど、一枚一枚想いが込められているようで、他のどのねぶたよりも気持ちが伝わるねぶたのように感じました。
日通の台上げを見ていてふと空を見上げるとキレイな青空でした。でも吹いてる風は秋の風のよう。少なくともこれから夏って感じではありませんでした。
そりゃそうですよね。
時期的にはもうねぶたも終わり、お盆ももうすぐ終わろうとしているいま、秋風が吹いてきて少しずつ涼しくなってきているわけで。
そんな中で行われている台上げ。台上げを見ると、これからねぶたが始まる!夏が来る!みたいに思っているので、ことしはなんか不思議な感覚に。。
こういう感覚は今年だけであってほしいな。