Youtubeにいろんな動画が上がっているけど、その中でガジェット系の動画を見ていると最近気になるのが、「おサイフケータイ対応機種です」とかの言葉。
そんなにおサイフケータイ対応って必要?って思いました。
でもよくよく考えてみると、都内で仕事をしていたときは電車移動、バス移動はすべてモバイルSuicaを使っていたのを思い出しました。
上の画像は北海道新幹線開業時の記念Suica/Kitacaケース
というかほとんど現金で切符を購入した記憶が無かったです。
東京で仕事をしているときに購入した数十台のケータイでは全部おサイフケータイ使っていたなあ、といまさらながらに思い出しました。
青森に戻って生活をして、電車移動では切符を購入することが当たり前になっているので、Suicaで改札を通るという感覚がすっかり無くなりました。まあ東京に遊びに行くと、思い出したかのように使いますけどね。
いま使っているスマホ、iPhone12miniで駅の改札を通ったことはないし、まして通れるものだと考えたことがありませんでした。
そこの環境でライフスタイルがガラッと変わるんだなあ、ということか意識せずに変わっていたなあと感じます。
だからYoutubeに上がっている動画でおサイフケータイ対応というのを打ち出すのは、動画を作成している人は、日常で普通に使っているんだろうなあ、って思いました。
2012年、東京・大阪での生活から青森に戻ったとき、しばらくすると、
『交通系ICカードが全国のコンビニで使えるようになりました』
というニュースが出てきて、久しぶりにコンビニでSuicaで支払いをしようと思い、スマホにチャージをしてコンビニに行きました。そして、
「支払いはSuicaで」
そういうとそのレジの人は怪訝そうな顔でこちらを見てきました。レジには「Suica対応」のシールが貼っているけど、店員さんは何を言ってるのか理解できないようで、しばらく困ったことがありました。
東京の駅のホームで何か買おうとしたときに、財布で無くてケータイを手に持ってるだけで、お店の人は何も言わなくてもSuica決済だって分かり反応してくれたのになあ、、とそのころ強く思いました。
ちなみに青森のコンビニでSuicaが対応してからまだ10年経ってません。
コンビニでの電子マネーや二次元コードでの支払いについては、いまでは当たり前になっていて、東京でできることが同日から青森でもできるようになっていたり、情報の地域格差は減ってきている気がします。
"電車に乗る"という面で青森はまだSuica等の交通系ICには対応していないですが、来春から青森市営バス、青森市市バス、ねぶたん号(青森市周遊観光バス)で使用可能なSuica付きのICカード「AOPASS」が登場したり、八戸市でも八戸エリアのバスで利用可能な「ハチカ」が登場したりと、徐々にそういったものが対応することになっています。
そして再来年にはJR奥羽本線青森~弘前間がSuica対応に。。
最終的な理想としては市営バスもJRも青い森鉄道もすべて一枚の交通系ICカード、ってかSuicaで利用可能になればよいんですけどね。
そこまで行ってやっといまの東京、大阪のようなおサイフケータイ対応スマホ1台で済む生活になるのかなあ、と思います。
いまここに書いたことは、地元だけではどうにもならないことだけど、全国でこんな仕組みになれば、かなりおサイフケータイが生活の中で根付く気がします。