もし青函トンネルが無かったら...

2年半後に開業が予定されている北海道新幹線ですが、

もし青函トンネルの建設がなされなかったとしたら、
いまの青森の交通体系はどうなっていただろう、とふと思い妄想しましたw

◎青函航路

青函連絡船として継続。
ナッチャンworldのような高速船の建設も行われ、
青森~函館間の接続が短縮される。

北海道は海路か航路であるため、競合相手は飛行機となり、
現在のような安い運賃の航空会社が出来ることで飛行機の依存度は強まる。


◎青森~盛岡 ■東北新幹線東北本線青い森鉄道

青函トンネルがないと、そもそも新幹線を札幌まで繋げるという考えにならないので、
北海道の後押しがなくなり、新幹線建設には相当時間がかかる。
また盛岡以北に関してフル規格で整備することに対して採算性が問題になる。

ミニ新幹線として青森駅まで延伸する可能性。

秋田新幹線同様に現在の東北本線の路線を並走する形で新幹線走行。
2002年の八戸開業よりも早い時期に走っている可能性も。
東北新幹線青い森鉄道への移管はない。

・フル規格整備として青森駅まで延伸する可能性。

函館に向かう青函連絡船への接続を考え、
新幹線駅を青森駅近くに整備するため、
青森駅周辺が新幹線工事のために変化する。

◎青森~三厩津軽線・海峡線

貨物列車が走ることもないため、青森~三厩まで単線のままの細々とした路線に。
蟹田駅も乗務員の交代などする必要がないため、いまよりも静かな駅に。

◎青森~弘前~ ■奥羽本線

新青森駅は設置されない。
青森駅が新幹線の駅になるとそれに合わせた接続列車が走行している。
青函連絡船よりも新幹線に合わせた列車の方が多い。



○本州・北海道連絡橋の建設

北海道と本州を鉄道で結ぶ、という話が出てきたとすれば、
海底トンネルを掘る費用効果を考え、橋で落ち着く可能性があるとすれば、

青森県の木村前知事時代の構想、津軽海峡大橋のようなものの建設を、
津軽半島三厩から、もしくは下北半島の大間から北海道へ巨大な橋を架ける。

瀬戸大橋のようにそこを鉄道を走らせるとすれば、

三厩に建設

津軽線を増強し、いまと同様の運用状態になる。
ただ津軽今別駅ではなく、三厩駅からさらに延伸し橋につなげる。

・大間に建設

大湊線を風に強い路線にし、
大畑線を延伸し津軽海峡沿いに走行し大間町より橋につなげる。


という感じになってたかもw



青函トンネルがないだけであとはいまと同じような感じで時が進んでいるとすれば、
ということで妄想したけど、

鉄道以外のことを考えると、

青函博も行われないし、青函交流もないだろう。
青函航路が続いているのであれば、メモリアルシップ八甲田丸はないし、
アスパム周辺、柳町通り辺りまではまだ線路が残っているはずで。
タイミングによってはアスパムはできなかった可能性も。

昭和34年から使われている青森駅の現駅舎は、
新幹線用に新しく改築されている可能性も。

周辺だと新青森駅はできないにしても、
車社会の世の中なので西のマエダショッピングモールのようなものはできるだろうし、
そこそこ発展しているような気がする。



ふっと何気に青函トンネルのことを考えていたら、
もし青函トンネルがなかったらどうなっているだろうという妄想でしたw

青函トンネルの建設自体が相当前の話なので、
そこからのたらればでの妄想はもっと膨らみそうですw