数日前、今年のねぶた祭りについて色々決まったみたいで。。
2020年、戦後初めてねぶた祭りの中止を決め、ワラッセに展示していた2019年のねぶたを青い海公園に持っていって人数制限下でのねぶたの展示、お囃子を行い、ねぶた師12名による合作ねぶたを制作しました。
2021年、途中まで実行を考えていたけど、中止することになって、8月末に青い海公園でわずかに運行しました。8月の段階でねぶたの台上げをしている横で、トラックに制作途中のねぶたを乗せて、ラッセランドから離れていくねぶたなどとっても切ない光景が、いまでも目に焼き付いてます。
そして去年、コロナ禍で様々な事情があり運行できない団体が出る中での久しぶりのねぶた祭り。コロナ禍であったからかそんなに観光客が多くない中で、地元の人たちが楽しめた祭りだったなあ、と感じました。一斉運行ではなく吹き流し方式も、夜に行われるのは久しぶりで、とても良かったです。
そして今年、2023年。
久しぶりにコロナ対応から脱却したお祭りになるみたいでとっても嬉しいです。
新しいことがいくつかあるみたいで、青森銀行・みちのく銀行の「プロクレアホールディングス」が青森ねぶたに新たに出陣するとのことで、今年の運行団体が23団体になるようです。もうこの20年、運行団体はほとんど変わらずに22団体できていたので、ここにきての参加はとっても嬉しいです。
でも気になるのは、青森銀行は青森菱友会の、みちのく銀行は自衛隊のねぶたのスポンサーであるので、どうなるのかが心配だったりします。
特に青森菱友会と青森銀行ってホント、いい意味で密な感じがしてるし、青森銀行はそういう地元のことに徹底して協力しているようなところというイメージがあるので果たしてどうなるか心配だったりします。
まあ今年は23団体が出る見込みということなので楽しみにしたいと思います。
そしてねぶた師が新たに三人デビューするようです。
一人が五所川原立佞武多の制作者のかた、あとは北村隆さん、竹浪さんそれぞれのお弟子さんのようです。
昨年、ねぶた名人の千葉作龍さんが引退して、そして新しい人が入ってくる、うん新しい時代に向かっているなあ、って感じます。
2023年は何事もなく青森ねぶた祭にとって新しい年になるように願っているし、一人のねぶた好きとしてもとても楽しみです!